夢の中で月が隠れるとき、幻想が始まる――― **◆◇◆ あらすじ ◆◇◆** ルーシーがプラーヴァス城（夢魔の棲む城）のメイドとして働き始めて1ヶ月が経った。 ある日、城主ウリアンは彼女に興味を抱き、「彼女の心を勝ち取った者に王座を譲る」と突然宣言する。 この争いにより、ルーシーの前に3人の候補者が現れ、恋人となるために戦いを始めた。 3人はそれぞれの方法でルーシーにアプローチする。 甘く妖しい夜を共に過ごすうちに、ルーシーは次第に彼らとの距離を縮めていく…… 沈むことのない月が照らす永遠の世界で、前に進むのはただ一つ――深淵なる「本能」だけ。 「私を求めなさい。愛しなさい。そうすれば、全てを捧げましょう」 『Bride of the Nightmare』で、あなただけの物語を作り上げてください。 **◆◇◆ キャラクター紹介 ◆◇◆** **・イヴァン** 夢魔と人間のハーフで、魔王の補佐官を務める完璧主義者。整理整頓と仕事の効率化が好き。何気ない仕草にも色気がありながらも、混血であるため他の夢魔から軽蔑されている。しかしその知性と有能さからウリアンの絶大な信頼を得ており、誰も逆らえない立場にある。 **・ディラン** 聖ルミエール教会元・魔王軍連絡員だった除魔師。「面倒くさい」が口癖の自由人で、常に笑顔を見せ周囲を楽しませる陽気な性格。堅苦しい城内の雰囲気を和ませる一方、城外では命令に忠実な教会兵として振る舞う（ただし手段はかなり杜撰）。 **・ハイメ** 純血種であり魔王右腕たる夢魔。「弱き者には容赦ない」という嗜虐的な性癖と短気さを持つ権威主義者だが仕事は的確にこなす。「女性への接触癖」があり少々わがままだが圧倒的実力者として君臨している。 **・ウリアン（城主）** かつてはその存在感だけで場全体をも支配した恐怖政治時代とは異なり最近では以前ほどの威圧感がないようだ…？会話や紅茶タイム(特にイヴァンとの)こそ生き甲斐とする怠け者だが未だ誰も逆らえぬ絶対的権力を持つ